カード会社の自動検知機能とは

クレジットカードの現金化を行うのには、多少のリスクが伴います。
その1つがカード会社の自動検知機能です。
これはカード会社がクレジットカードでどのようなものを購入しているかをプログラムで検知するシステムです。
監視されているのかと驚くかもしれませんが、あくまでも自動検知でしかありません。
カード会社の担当が毎日何を購入したかをチェックしている訳ではないので、プライバシーの心配は無用でしょう。
この自動検知機能の目的はカードの不正利用を防ぐことです。
そのためクレジットカード現金化の際に自動検知に引っかかるとカードを利用停止状態にされることもあります。
どのような基準で判断されているかは公開されていないので、基本的には個人が注意するしかないでしょう。
カード会社によっても基準が異なるので非常に厄介なものです。
しかし、自動検知機能の特徴や仕組みを理解しておけば何も問題はありません。
どのような商品を購入した際に自動検知されるのかを見てみましょう。
自動検知機能に引っかかる商品
不正利用が疑われる場合には、商品券や新幹線の回数券などが該当します。
これらは昔からクレジットカードの現金化に利用されていたものなので、自動検知に引っかかりやすいのです。
例えば、極端な例を出すと、東京と大阪を往復する新幹線の回数券を10枚購入するとします。
その5日後に、また回数券を10枚買ったらどうでしょうか?
短い間隔で大量の回数券を買うのは、実際に使うのではなく換金しているとみなされやすくなります。
こうした不自然さが積み重なることで、自動検知機能に引っかかりやすくなってしまうのです。
同じブランド品を頻繁に購入するのも自動検知機能に見つかりやすいでしょう。
例えば、PS4を毎月のように購入していたら、それは換金目的だと警戒されてしまいます。
怪しい買い物をしたからと言って、即座に利用停止になる訳ではありません。
必要以上に身構える必要はないのですが、怪しい買い物を頻繁に繰り返すのはリスクなので気を付けましょう。
検知されやすい人もいる
同じような買い物をしていても、自動検知に引っかかる人とそうでない人が居ます。
自動検知機能に引っかかりやすいのは、カードの支払いが遅れている、キャッシング枠を使い切っている、などが挙げられます。
このようにお金の管理が甘い人は自動検知機能に見つかりやすいので注意しましょう。
電話で購入したものについて質問されるケースもあれば、いきなりカードが利用停止になっていることもあります。
検知されやすい人にならないように、普段から支払い等に送れない心構えを持ちましょう。