更なる詐欺被害

悪徳詐欺事例のページでいくつかのケースにおける被害者達の声をご紹介しましたが、悪徳業者の恐るべき手口はまだまだあります。
中には電話で問い合わせをした時点で巻き込まれてしまっているものや、気がつかないうちに被害にあってしまうものなど、その手口は悪質かつ巧妙なものばかりです。
悪徳業者による被害の最悪のケースをご紹介します。業者とのやりとりの過程でもしも思い当たる節が少しでもある場合は、速やかに中止してください。
ケース①振り込め詐欺被害

最近は詐欺グループの摘発も増えたため、テレビのニュースなどで良く耳にする「振り込め詐欺」ですが、被害に遭う人の大半は判断力の衰えた老人か、「自分だけは大丈夫」と深く考えずに楽観してしまっている人です。
悪徳業者の中には、クレジットカード現金化を窓口とした振り込め詐欺グループも存在します。
彼らは現金に困り、切羽詰まって余裕が無い利用者を巧みに誘導し、搾り取ろうとしてきます。
一度現金化をさせた後、「もっと現金をもらえる」「再処理が必要」など、その状況に応じて様々な理由を付け、たったいま手にした現金を自分達に振り込ませようとしてきます。
「こんな馬鹿な話に引っかかるやつが本当にいるのか!?」
大抵の方がそう考えると思います。
しかし、実際にこのような被害に遭う方はたくさんいます。
現金に困って正常な判断ができなくなっているのです。
とにかく、「自分だけは大丈夫!」なんて考えている方が一番危ないのです。
クレジットカード現金化を利用後、業者側から連絡が来ることはほぼありません。繰り返しサービスの紹介などに託けて連絡してくる業者には注意した方がいいでしょう。
ケース②闇金に直行

これもクレジットカード現金化を隠れ蓑にして、最初から闇金に引きこもうとする手口です。
窓口は他の業者同様、ホームページなどを用意して、まず利用者からの問い合わせをさせます。
問い合わせ、または現金化の申し込みがあると、その利用者に対して
「当社ではこのカードは使えないので、使える業者を紹介します」
「審査に落ちてしまったので利用できない。でも、審査の甘いところを紹介します」
などと言って横流しされます。
そこで紹介された先はクレジットカード現金化の業者ではなく、闇金。。。
普通であれば闇金だと気づいた時点で手を引きますがやはりクレジットカード現金化を使う人のほとんどが現金に困っていて正常な判断ができなくなっています。
危ないとはわかっていても目の前の現金の魅力に負けてしまうのです。
一度手を出したら最後、年利何百、何千といった暴利を巻き上げられます。
利息だけを払い続けることになり泥沼から抜け出せなくなるのです。
ケース③個人情報の詐取

なにかと個人情報に誰もが気を使う時代になってきましたが、クレジットの決済などお金に関わることなどもどんどんオンライン化していく中で、これは必然の流れだと言えます。
それくらい個人情報とは厳重に扱い、大事にするべきなのです。
逆に言うと、個人情報のリストは、業界を問わず、企業側からしたら非常に価値のあるものとなります。
その個人情報が思わぬところで抜き取られているケースがあります。
ホームページの問い合わせフォームに入力した情報が、悪徳業者によって闇金などに流されてしまったりするようです。
被害に遭わないために
まだまだある悪徳業者の手口ですが、とにかくその被害に遭わないようにするためには
・事前に業者のことを入念に調べる
・自分を過信しないで、慎重に
・個人情報を安易に渡さない
以上のことに細心の注意を払うしかありません。
